2009年 06月 17日
制作について。 |
なかむらきりんです。
すごくまじめな事をたまに書いてみようと思います。
このブログかき始めて3週間くらいです。
ネットで日記を書くことは、
以前から何度もあったんですが、
実は何を書いて良いか今までちょっと
分かってなかったところがあります。
最初は自分が普段考えていることや
日常のことなどだらだら書いていて、
書くことは出来るんですが、
見る人を意識すると書けないことが多くなり、
うーんと思ったんですが、
そうか、自分の制作に関して、思ったこと、考えていること
制作途中とかその現場とか普通に書けば良いのかな
と今更思ってみたりしました。
一つ理由は、今回の年年有魚の演劇を通して
作品を買ってくださる方がいたことです。
展示を通して作品を欲しいという方は
今まで何人もいらっしゃったのですが
作品を売ることに関しては、
実は長い間考えて実現しなかった事なのです。
それは、一つは制作期間と手間。
その作品の値段との折り合い。適正価格。
自分でも凄く高くつけていたこともあるし。
または自分のコレクションとして欲しいとかもろもろ。
これに関しては、何度も考えあぐねてきました。
出来た仕事もいくつかあったのに、
踏ん切りつかずに出来なくて、
もったいないーってことも何度かありました。
ちゃんと仕事をしたことがあるのは、
熊大通信(熊本大学の広報誌)の表紙くらいです。
APBANKの商品サンプルも作りましたけどね。
これらはそれらのために作品は作っておらず
レンタルで、撮影がメインでしたし、
自分の作品だと主張できるので、お仕事をしました。
頼まれたイラスト仕事であれば、
いくらの予算内で、いつまでにという見積もりをたてて
それに合う作業を考えてやればいいので、
ある程度、作業以外の部分まで見通して制作できるのですが、
自分の作品となると、よく分からなくなります。
自分が好きなもの良いものと思って作っていて、
締め切りは自分にしかなく、
ある程度、自分が納得出来るまで作っているからです。
正直作品に値段なんてつけること出来ません。
いらない人にとってみては、いらないものだし。
だから、作品を安く売ってしまう方も
たくさんいることは事実です。
でも、どうなんだろう。
自分の考えていることを実現するまでのことを考えたら、
結構な時間をつぎ込んでいることもあるし、
人が思っても見ないところで
苦労していたりすることもあるでしょう。
いつかそれで生活したいならば、
それなりに最低限のことは考えないといけないし。
それに安いから素敵なんてことも一概に言えないでしょう。
思ったより、その人の思いが値段に出たりするので。
それに、僕は作品を持っていただく人にも
お得だと思える形にしたいし、
その人が良いなと思ってくれた部分も大事にしたい
やっぱり作品を楽しみにしてもらいたい。
身近に感じてもらいたい。
そうしてもらうことで、お金以上の
何かコミュニケーションが生まれるんじゃないかな
と何となく考えたのでした。
そう考えると、きっと自分なりの提案の仕方が
あるんじゃないかと思いました。
ブログって、もしかしたら
そういうことに使えば良いんじゃない?
と今更ながらに考えた次第です。
作品って、出来たものがすべての部分もあるけれど、
そうでない部分も大きい気がします。
特に自分の作品なんて、
あんまり誰も見たことないものだし、
何かルートに乗って売られているものでもない。
立体って制作に時間かかるし、
(絵にしても何にしても着想とかその技術に関しては
作っている人は、何年、何十年の取り組みがあるから
出来ることだって事もあるし。
僕自身、人の作品見る時、たった一筆の動きにしても、
そこにたくさんの時間や労力の上にあることも
やっぱりかんがえちゃう。)
途中を見せるのは、どうかとも思いますけれど、
その途中も含めて、いろいろ考えて提案していった方が
僕の作品には合うかもしれないと思いました。
またいろんな人の楽しみとか応援とか気持ちとか、
答えられるかは分からないけれど
僕も大事にしていければ、
おのずと気持ちいいものが出来るんじゃないかと思うし。
今回売れたことで、少しいろいろ考えることが出来て
良かったなあと思っています。
あとブログに書くことで、
自分も制作がんばれってなると良いなと思って(笑)。
そんなわけで、今は別の仕事中なので(笑)
今日の夜くらいに、
今の制作現場とか写真に撮ってみて
制作日記とかもたまに
これから書いてみようと思います。
突然ですが思いたったのでかいてみました。
それではー。
なかむらきりん
すごくまじめな事をたまに書いてみようと思います。
このブログかき始めて3週間くらいです。
ネットで日記を書くことは、
以前から何度もあったんですが、
実は何を書いて良いか今までちょっと
分かってなかったところがあります。
最初は自分が普段考えていることや
日常のことなどだらだら書いていて、
書くことは出来るんですが、
見る人を意識すると書けないことが多くなり、
うーんと思ったんですが、
そうか、自分の制作に関して、思ったこと、考えていること
制作途中とかその現場とか普通に書けば良いのかな
と今更思ってみたりしました。
一つ理由は、今回の年年有魚の演劇を通して
作品を買ってくださる方がいたことです。
展示を通して作品を欲しいという方は
今まで何人もいらっしゃったのですが
作品を売ることに関しては、
実は長い間考えて実現しなかった事なのです。
それは、一つは制作期間と手間。
その作品の値段との折り合い。適正価格。
自分でも凄く高くつけていたこともあるし。
または自分のコレクションとして欲しいとかもろもろ。
これに関しては、何度も考えあぐねてきました。
出来た仕事もいくつかあったのに、
踏ん切りつかずに出来なくて、
もったいないーってことも何度かありました。
ちゃんと仕事をしたことがあるのは、
熊大通信(熊本大学の広報誌)の表紙くらいです。
APBANKの商品サンプルも作りましたけどね。
これらはそれらのために作品は作っておらず
レンタルで、撮影がメインでしたし、
自分の作品だと主張できるので、お仕事をしました。
頼まれたイラスト仕事であれば、
いくらの予算内で、いつまでにという見積もりをたてて
それに合う作業を考えてやればいいので、
ある程度、作業以外の部分まで見通して制作できるのですが、
自分の作品となると、よく分からなくなります。
自分が好きなもの良いものと思って作っていて、
締め切りは自分にしかなく、
ある程度、自分が納得出来るまで作っているからです。
正直作品に値段なんてつけること出来ません。
いらない人にとってみては、いらないものだし。
だから、作品を安く売ってしまう方も
たくさんいることは事実です。
でも、どうなんだろう。
自分の考えていることを実現するまでのことを考えたら、
結構な時間をつぎ込んでいることもあるし、
人が思っても見ないところで
苦労していたりすることもあるでしょう。
いつかそれで生活したいならば、
それなりに最低限のことは考えないといけないし。
それに安いから素敵なんてことも一概に言えないでしょう。
思ったより、その人の思いが値段に出たりするので。
それに、僕は作品を持っていただく人にも
お得だと思える形にしたいし、
その人が良いなと思ってくれた部分も大事にしたい
やっぱり作品を楽しみにしてもらいたい。
身近に感じてもらいたい。
そうしてもらうことで、お金以上の
何かコミュニケーションが生まれるんじゃないかな
と何となく考えたのでした。
そう考えると、きっと自分なりの提案の仕方が
あるんじゃないかと思いました。
ブログって、もしかしたら
そういうことに使えば良いんじゃない?
と今更ながらに考えた次第です。
作品って、出来たものがすべての部分もあるけれど、
そうでない部分も大きい気がします。
特に自分の作品なんて、
あんまり誰も見たことないものだし、
何かルートに乗って売られているものでもない。
立体って制作に時間かかるし、
(絵にしても何にしても着想とかその技術に関しては
作っている人は、何年、何十年の取り組みがあるから
出来ることだって事もあるし。
僕自身、人の作品見る時、たった一筆の動きにしても、
そこにたくさんの時間や労力の上にあることも
やっぱりかんがえちゃう。)
途中を見せるのは、どうかとも思いますけれど、
その途中も含めて、いろいろ考えて提案していった方が
僕の作品には合うかもしれないと思いました。
またいろんな人の楽しみとか応援とか気持ちとか、
答えられるかは分からないけれど
僕も大事にしていければ、
おのずと気持ちいいものが出来るんじゃないかと思うし。
今回売れたことで、少しいろいろ考えることが出来て
良かったなあと思っています。
あとブログに書くことで、
自分も制作がんばれってなると良いなと思って(笑)。
そんなわけで、今は別の仕事中なので(笑)
今日の夜くらいに、
今の制作現場とか写真に撮ってみて
制作日記とかもたまに
これから書いてみようと思います。
突然ですが思いたったのでかいてみました。
それではー。
なかむらきりん
by namkirinn
| 2009-06-17 12:05
| 日々の制作